秋の味覚をもっと美味しく。「七輪で焼く秋刀魚の時間」

夕暮れが少し早くなって、風に涼しさを感じる季節。
この時期になると、無性に恋しくなるのが――七輪で焼く秋刀魚の香りです。

ご紹介するのは、昔ながらの「木炭コンロ(七輪)」。
土の力を活かした耐熱性と、炭火ならではのやわらかな火加減が魅力です。表面はパリッと、中はふっくらと焼き上がるのは、まさに直火と土の遠赤外線効果のおかげ。ガス火では出せない香ばしさが広がり、秋刀魚の脂がじゅっと落ちる音までごちそうになります。

横にある「火消し壺」は、使い終わった炭を安全に消火できる優れもの。翌日の炭を再利用できるので、エコで実用的です。

昭和世代の皆さんには、どこか懐かしい時間かもしれません。
庭やベランダで炭を起こして、秋刀魚を焼きながら冷たいビールを一杯。
そんな丁寧な時間を過ごすだけで、日々の忙しさから少し解放されるような気がします。

「火のぬくもりと、秋の香りを感じる暮らしを。」
この七輪があれば、秋の夜がちょっと特別になります。